ヒューズボックスの電源取り出し方法!簡単12ステップとは
ヒューズBOXの電源取り出し方法
簡単12ステップ
① はじめに
ヒューズボックス内のヒューズは型が車の種類により異なっているので、各自のクルマに使用されているヒューズの形状をチェックし同一タイプのフリータイプヒューズ電源を準備します。
② ヒューズboxの場所を調べる
クルマのマニュアルにはヒューズの取り換えを記載されているページがあります。
ヒューズボックスの場所や、各ヒューズがクルマのどの電装品に関連しているかが記載されているので、前もってこれを見ておくと工程がラクです。
例をあげると、ストップランプならキーを抜いていても作動するので常時電源となります。
③ ヒューズboxを確認する
ヒューズボックスの場所は車の種類により違ってきます。
運転席側ダッシュボードの右下にあるケースもあれば、側面、助手席側にあることもあります。
このクルマの場合では、ヒューズボックスは写真のように運転席側にありました。
先程述べたクルマのマニュアルをよく確かめて配置をさがしてくださいね。
④ ヒューズの形状をチェック
これが車の中のヒューズボックスに使われているヒューズだ。
ヒューズボックスの場所が分かれば、ラジオペンチを用いてヒューズを抜き取り形状を判別する。
確認できれば、ヒューズは元々の位置へ差し込んでおきます。
この度、作業したクルマであれば、ミニ平型ヒューズなのでフリータイプヒューズ電源もミニ平型タイプを準備しました。
⑤ 検電テスターを使用して調べる
ヒューズ電源が準備出来れば、いよいよヒューズボックスからプラス電源の抜き出しを実践して行きます。
はじめに通電しているヒューズを見つけ出していくのですが、このタイミングで使う工具が検電テスターです。
初めに、検電テスターのワニグチでドアヒンジ付近といった金属部のボルトをはさむ。(つまり、ボディアースする。)
⑥ 取り出したいヒューズを探す
これから検電テスターを使って電源を取り出すヒューズを探していくのですが、画像のようにヒューズボックスのフタに書いているヒューズの情報を活用するとイメージ通りに探すことができます。
⑦ 常時電源が流れるヒューズを探す
今回は常時電源を探しているので検電テスターを使って常時電源(またはACC)が流れるヒューズを見つけてみます。
キーを抜いたままでヒューズに検電テスターの針をあてテスターが点灯する20A以下のヒューズを調べます。
針先は画像のイラストのようにヒューズの頭所の端となっているくぼみの部分です。
フリータイプヒューズ電源で使用できるのは20A以下のヒューズとなるので気をつけてください。
⑧ 探したヒューズを抜く
ラジオペンチで常時電源(またはACC)が流れているヒューズを引っこ抜く。
この際、抜いたヒューズの位置を記憶しておきます。
また、抜いたヒューズはあとからヒューズ電源にセットするので保管しておいてください。
⑨ ヒューズボックスの電源側端子をチェック
ヒューズボックスのヒューズを引き抜いた所をよく見ると画像のイラストのように端子が両端にあります。
どっちに電気が流れているのか検電テスターでチェックする。
⑩ ヒューズ電源の向きを確かめて差し込む
ヒューズ電源の電源側コードが先にチェックしておいたヒューズボックスの電源側端子になるので差し込ます。
ヒューズボックスに差し込めたらヒューズ電源がちゃんと差し込めたかもう一度チェックします。
⑪ ヒューズ電源にヒューズをセット
ヒューズボックスから抜いて保持していおいたミニ平型ヒューズをフリータイプヒューズ電源に設置する。
画像のようにヒューズがセット出来たら、フリータイプヒューズ電源のフタをして終了です。
⑫ ヒューズが抜けないか確認
ヒューズ電源が設置できたら、抜けてしまわないか確かめてください。
車の種類によっては抜けてしまうケースがあるので、ヒューズホルダーを引っ張らないように意識し、配線バンド等でしっかりと固定してくださいね。
またヒューズ電源に付いているギボシ端子はむき出しにならないようきちんとスリーブ(カバー)をかぶしておいてください。
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